作品・楽譜について
当サイトに登録されています楽譜は以下のものになっています。
1.ピアノパートはキーボードを運んで演奏する方を考えて、61鍵の鍵盤で演奏できるよう
にしました。ただし主としてピアノ独奏の楽譜では表現力の幅を広げるために低音域で61鍵
を超えている場合があります。
2.ページ数は、譜面台には2ページまでが置きやすいということを考慮しまして、歌伴楽譜については
ほとんどの曲で2ページ以内のスコアで提供します。
合奏で規模の大きいスコアの場合は適宜パート譜を作っていきます。
3.表情記号はここだけはこう表現したいといところだけにし、少なめにしました。表情記号を付す場所を広
げますと、非常に多くなり楽譜も見づらくなることも恐れました。ただし、合奏の場合は多少多くなっています。
4.演奏形態につきましては歌伴、合奏、独奏があります。
[歌伴]
・歌の伴奏ですので、ピアノで伴奏、他の楽器でメロディーというように明確に分担しています。
(他の楽器が複数ある場合は、メロディーでない音符を演奏する場合があります。)
・メロディーは歌いやすい音域にしています。
・楽器はピアノで伴奏し、それだけでもかまいませんが、施設などではメロディーを誘導する楽器があ
ると皆さん歌いやすいので、スコアにはいろいろな楽器で演奏するためのメロディーを付加していま
す。ですので全パートで合奏して歌の伴奏するわけではありません。
・前奏、間奏、後奏については歌う皆さんが退屈しないようにできるだけ短くしました。とくに後奏では
歌い終わると雑談を始める方もいらっしゃって演奏がむなしくなることがありますので。
・ピアノ伴奏はメロディーを楽器で誘導しなくても歌に入りやすいように前奏・間奏を考慮したつもりで
おります。(そうでない場合もあります)
・調につきましてはメロディーを歌いやすい音域になるようにしましたので、難しい調になる場合もあり
ます。またそのメロディーを楽器で演奏する場合は、その楽器の美しい音域や演奏しやすい音域を
はずれる場合もあります。歌はト音記号で中央より下のソから上のド位が歌いやすいかと思いま
す。1オクターブのメロディーの場合は、できるだけ最も歌いやすい中央のドから上のドになるような
調にしています。ただ、これを移調楽器で演奏する場合、#が多くならないように元の調はできるだ
けb系にしました。もし多少歌いずらくなっても移調楽器で演奏しやすい調の楽譜がほしい場合に
は、リクエストしていただければ検討いたします。
・メロディーパートに歌詞は入っていません。 みなさん別途歌詞集を用意されているようですし、歌詞
をいれると著作権料が発生し楽譜の価格も高くなりますので。
・メロディーやコードは原曲があいまいだったり、歌の本によってもまちまちなので適宜判断しました。
・テンポについてはCDを聴いてみますと、演奏家によって千差万別ですが、施設で演奏する場合は、
遅めのほうがよさそうで、テンポ表示も多少遅めにしています。演奏される方がその場の雰囲気で
きめていただくのもよいと思います。
・歌詞は番数によってメロディーが少し異なる場合が多いですが、当楽譜では1番を繰り返している場
合が多いです。
[合奏]
・歌伴のようにメロディーと伴奏という分担はありません、両者対等で演奏し、楽器だけで聴衆にお聞
かせします。
・曲の構成は歌伴の構成よりも多彩になっています。
・調は楽器の音のよい部分を多用したり、演奏性が生かされる調にしています。
・したがってこの合奏にあわせて歌うのは難しい場合が多いです。
[独奏]
・当面はピアノを一人で演奏するための楽譜です。
5.演奏レベルは初〜中級程度です。ただし、複音ハーモニカは中上級です。ピアノにつきましては上級
も含まれ、商品説明のところに演奏レベルを表示しました。
6.サンプル楽譜:
楽譜の一部をみることができます。調や楽譜の複雑さなどある程度確認できると思います。
7.試聴:
楽譜を演奏するとどんな曲か雰囲気を分かっていただくためと、演奏の参考になればと思い、作りま
した。お聴かせできるのは必ずしも全部でなく一部の場合
もあります。この音は電子音源で作りました。楽器音色は楽譜で示されている楽器音でない場合も
ありますが、雰囲気をわかっていただくためのものなのでよいと思いました。表情は必ずしも楽譜通
りにはついてません。また楽譜と演奏している音符が異なっている場合もありますが、その場合は楽譜が完成版です。
8.楽譜に登場する楽器は皆様のご意見によって追加していくことも考えています。
9.複音ハーモニカ譜につきましては実音でし表記しています。使用するハーモニカの調は楽譜の
左上と、内部の相当するケ所に表記しています。数字譜は申し訳ないのですがありません。
10 コードネームは楽譜に記載されていない場合もありますので(サンプルで確認できます)購
入に際してご検討ください。
11.移調楽器は クラリネットはBb アルトサックスはEb トランペットはBb ホルンはFを
対象とした楽譜を提供させていただきました。 クラリネットは音域が高い場合が多く、
1オクターブ下げたほうがよいと思われる場合はトランペットの楽譜をご検討ください。
(同じBb調ですので)
12 使用楽器として、5.1合奏 や 5.2合奏 というのがあります。これは楽譜のパート数は
5ですが、あるパートの演奏者が2つの楽器を持ち替えることを意味しています。たとえば
コードハーモニカの演奏者がリズムをやめてハーモニー演奏をする場合にはバリトンハーモ
ニカに持ち替えていただきます。ハーモニカ合奏の場合は中音域の楽器がないので、バリト
ンハーモニカを使います。弦楽四重奏の中でのビオラに相当します。5.1は1つのパート、
5.2は2つのパートが持ち替えするということです。
またコードを演奏するとき、通常はコードハーモニカを使いますが、コード演奏とメロデ
ィー演奏が混在する場合は、頻繁にハーモニカを持ち替えるのは困難なので、バリトンハー
モニカや複音ハーモニカを組み合わせてコード演奏やコード刻みの演奏をします。(例:花
メドレー3曲版)S2336(Hm5.2パート合奏)) 極端には1曲全体でコードハーモニカを使
わないで、バリトンハーモニカと複音ハーモニカでリズムや和音を演奏する場合もありま
す。(例:花メドーレ(2曲版)S2337(Hm5.2パート合奏))